Randのブログ

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【語源や起源について思うこと】

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「色めく」や「春めく」という言葉があります。
この2つの言葉。後ろについてる『めく』って何だと思います?.
だいたいの感じとしてはおわかりいただけると思うのですが、文法的には「~っぽい」・「~らしい」という意味を(前の語に)加える接尾辞なのです。
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では、「イラつく」の『つく』はどうでしょう?.
イライラが『身につく』?.
調べてみたところ、前出の『めく』みたいな接尾辞ではないようです。
「イラつく」は、比較的最近(※と言っても20年以上前)に生まれた合成語であり新語です。
「イライラする」+「むかつく」が合わさった言葉なのです。
※「むかつく」という言葉。ヤンキー用語が元になったのでは?と思われていますが、
言語学者によれば 起源をたどると江戸時代にまで遡るそうです。
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「イラつく」という言葉の起源はゴクミ説。
Picのゴクミ語録によると、この説が有力なのではないかと自分は思っています。
このライターさんがゴクミ説を主張していて、ちょうどその時期ぐらいから「イラつく」という言葉が一般に広まっているのは確かです。
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そこで思ったのですが。
年末になると新語流行語大賞なるものが発表されますよね。
この舞台で表彰される人物は誰だと思いますか?.
そうなんです。その言葉を発案した本人が受賞するのです。
でも、「イラつく」は違います。
後藤久美子さん本人が「私が発案者です」と言ったわけではありません。
あくまでも、ライターさんの口伝(というか文章に残したもの)です。
だから信憑性自体は?なのかもしれません。
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これと同様なのが、故事成語
これも、偉人や武将本人が「私です」と言ったわけではありませんよね。
弟子や部下たちが書物に残し、今日に存在しているのです。
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ネットが普及する以前は、起源を検証する術がなかったのも原因でしょう。
皆さん、電子辞書を使用されたことはありますか?.
シャープやキヤノンの(製品機器になっている)電子辞書は持っていなくても、ネットにあるWeb辞書なら使用されたことはあるでしょう。
便利ですよね。でも、語源を調べたい。又は、その言葉がいつ頃から使われ出したのか?を調べる時には困ることがあります。
(紙媒体の)辞書でもそうですが。
頻度の高い語や新しい言葉は追加されていきますが、逆に削られていく古い言葉もあるからです。
最新版の辞書では、上書きUpdateされて、その過程がわからないのです。
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言語学者の書棚には、きっと沢山の古い辞書が並んでいるのではないか?と想像してしまいます。
それにしてもゴクミさん、今でもお綺麗ですね。

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