Randのブログ

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旅の楽しみとSNS

旅の楽しみとSNS

 SNSで自分の旅行を実況中継する人がいる。

フォロワーが沢山いる人ならスグにリアクションがくる。
便利な時代になったものです。
何の予備知識もなくフラッとその町を訪れるのは楽しい。
団体旅行というヤツは不安がないかわりに、『旅の主役は自分!』という感覚を満喫出来ない。
わがままだと思われるでしょうが、私はあまり団体旅行が好きではない。
 
ひとり旅が好き!
...とは言うものの、スマホを手放せない人も多いだろう。
そこで、冒頭に述べたSNSでの実況中継だ。
自分ひとりだと気付かなかったハズの美味い店を、フォロワーさんが教えてくれたりする。
「ラッキー!」だったり、逆に「大ハズレ!」や「この後の予定もあるのに、そんな遠い場所を紹介されてもなぁ...」みたいなことも起こる。
 
旅の楽しみ方って、ネットが普及して以降は完全に変わってしまいましたよね。
90年代以前は
現地で得た情報に当たりハズレがあっても
「それも旅の醍醐味ですからね(^^;)」
で済ませることができた。
でも今は違う。
るるぶで見た情報はもう古くて、最新の情報を皆がネットに求めている。
そして、(自分を含めて)お節介な人が増えた。
 
ここからは完全に自慢話なので、「なんだコイツ!」って思ったらもう読み進めないでほしい。
 
自分はアフリカに行ったことがあります(1999年に)。
海外青年協力隊とかではなく、純粋に旅行で行きました。
自分探しのバックパッカーみたいなのでもなく、ちゃんとした旅行会社で手配したツアーを利用しました。ホテルもちゃんとしたところに泊まりました※団体旅行ではない。
 
喜望峰。Cape Of Good Hope、なんと素晴らしい響きだろう。
死ぬまでにいっぺんは言ってみたい場所でした。
そして世界三大瀑布と言われるビクトリアフォールズにも行ってきました。
※これはアフリカ大陸南部ツアーでは定番の観光コースで、非常に人気があります。
 
帰国後 自分の周囲を見ても、さすがにアフリカ大陸に旅行をした人はいませんでした。費用も結構高かったです。
調子に乗っちゃいますよね、当然。
帰国してから、この旅がいかに素晴らしかったかを語りまくりました。
景色の美しさ、現地で出会った子どもたちの眼の輝き。
いまでも忘れられない。
そして当然ながら、聞かされる方は相当鬱陶しかったと思います。
 
話をSNSに戻しますね(^^;)。
フォローしている人が「今度 南アフリカに行くんです!喜望峰に立ってきますよ~」と嬉しそうに宣言していた。
「良かったね~😊」って思いましたよ、もちろん。
正露丸は必ず持って行ってね~」みたいなメッセージを送った後、私の中の何かが騒いでしまった。
 
余計なお世話....、
だけど言っておかねば!
だって、わざわざアフリカくんだりまで行くわけですよ。
そんなに一生に何回も行ける場所じゃないです。
ですから(←なにが『ですから』なの?)、自分が行って後悔したポイントを話したくてしょうがないわけです。
 
お節介だね...、ホントにホントにお節介。
御存知ない方もいると思うので説明させていただきます。
アフリカ大陸最南端は...
実は喜望峰ではありません。
ケープ・アグラスが本当のアフリカ大陸最南端なのです。
稚内の野寒布岬(ノシャップ岬)と宗谷岬みたいなもんでしょうか、無理やり例えると💦。
 
自分はケープ・アグラスを訪ねなかったことを非常に後悔しています。
交通の便が悪く、喜望峰に比べればマイナーな観光地です。いや観光地ですらないかもしれない。
でもまぁ本当の最南端を一度は見てみたかったのです。
 
その後悔は、自分にとっての後悔。当たり前ですよね。
 
でもやっちゃったんですよね〜
今度アフリカ旅行する人の楽しみを奪ってしまったのです。
『どうせ喜望峰まで行くんだから、そこから足を伸ばしてケープ・アグラスへも行った方がいいよ。いや、行かなかったら絶対後悔するから!』
って言っちゃったんです。
前出の正露丸ぐらいなら 良きアドバイスのひとつなんだけど、これは完全にお節介なんですよね。
相手はあんまりイイ顔してなかったです(←SNS繋がりなので直接顔を見たわけではないですが😔)
 
これってよく考えると、実はマウンティングだったんです。
自分のことを本当にクソ野郎だと思うんですが。
 
今まで自分の周囲にアフリカ旅行した人がいなかった→優越感
これと同じ感覚をその方も持っていたのだと思います。
ところが、自分より先にアフリカに行った人を発見してしまった。
 
初めてのアフリカ旅行に、その人は嬉しくて物凄くはしゃいでいました。
みんなからは
「凄〜い!私も行ってみたい!!羨ましいなぁ」って
言われまくってましたから。
しかし、私が要らぬアドバイスをしたせいで『優越感みたいなモノ(=これは私の想像だけどね)』
に水をさされてしまったわけです。
 
ココを訪ねたらいいよ、ココではコレを食べなきゃ!
 
言いたくなっちゃいますよね?
私みたいにお節介な人だと、特にね😫。
 
でも!ダメ!絶対!
現地でいくらボッタクられようが、それも含めて旅なのです。
そう。旅行と旅は別物なのです。
自戒を込めてなんですが、もし お心当たりの方がいらっしゃいましたら気をつけられたしです😥
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